色にまつわる「そうなんだぁ。」って私が思ったお話シリーズ今日は手術着の色です。
手術着は一般的にくすんだ感じの緑色の印象があります。
色相環って知っていますか。
この色相環で真向かいに位置している色は、その色の「補色」といいます。
例えば色相環において、赤の真向かいにある色は緑です。
なので赤の補色は緑ということになり、 逆に緑の補色は赤とも言えます。
この補色どうしを混ぜ合わせると灰色になるという面白い性質があるのです。
これはどの補色の組み合わせでも同じことが言えるらしいです。
これを知って本当に面白いと思いました。
そこで手術着はなぜ緑色なのか?
昔、手術着は白色だったらしく手術着についた血の跡が医師達の眼に残像としてくっきりと残ってしまい、手術中に手元がちらつく現象が起こったそうです。
そこで、赤い血の色に対して補色の関係にある緑色を手術着にすることによって、その上についた赤色の鮮明さが緩和され、灰色っぽく見えることで、残像現象を起こりにくくするという効果を生んでいるそうです。
色って本当に深いですね〜
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